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 No.1879号

12年3月期決算④建材商社5社+住友林業木材建材事業本部

軒並み高収益
決めてはやはり輸入合板

伊藤忠建材(柴田敏晶社長)、三井住商建材(高光克典社長)、双日建材(竹下昌彦社長)、丸紅建材(小室誠治社長)、トーヨーマテリア(工藤恭輔社長)の建材商社5社と住友林業木材建材事業本部(住友林業、上山英之本部長)の12年3月期決算はいずれも増収で1社1本部が減益(経常段階)となったが、これまで最高収益を誇った07年3月期に次ぐ利益を計上する会社が相次いだ。新設住宅着工戸数は84万1,000戸で(前年度比2.7%増)と緩やかな資材需要の回復を見せたほか、東日本大震災で合板をはじめとする復旧資材が急騰し上半期に集中して収益を確保したことが主な理由だ。福島第1原発事故に伴いエネルギー問題が業界内に浸透し、関連資材の販売量が増えた。被災3県で事業を行う企業の業績が心配されたが、ほぼ上半期で復興へのめどを付け、下半期は収益を回復した会社が相次いだことは朗報だった。

建材商社5社と住友林業の業績を合算すると、2期連続して増収増益となった。売上高は1兆1,064億6,800万円(前期比5.9%増)で過去4番目、経常利益は107億100万円(同24.8%増)で経常利益率は0.967%といずれも07年に次いで過去2番目の水準となった。建販商社の決算を分析した。