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 No.1969号

競合激化のプレカット

拡大生産からシステム開発の時代へ
加工分野は拡大一途

新築木造住宅市場は少子高齢化、住宅ストック数の増加などで長期的に減少傾向にある。13年は消費増税前の駆け込み需要が台頭し、100万戸に迫る勢いがあったが、それも既に消化が進み、住宅市場は反動減にさらされている。

 プレカット工場が主要な市場としている木造住宅市場は、多少の波はあっても縮小傾向にあるといえる。それでも現在もプレカット工場の設備投資意欲は衰えず、加工機の更新、増設が相次いでいる。要因は様々な補助金がプレカット加工機の分野にも及んでいることだ。高性能な加工機、複雑な加工形状への対応力が将来の競争力につながるものと期待されているからだ。

 最近のプレカットを巡る大きな流れは、ポラテックの供給エリアの拡大と飯田グループホールディングス(飯田GHD)の資材戦略のなかでのプレカット事業の拡大だ。ポラテックは14年3月期で年間加工実績が100万坪を突破し、断トツの規模になったが、飯田GHDも福井県に次いで栃木県でもテクノウッドワークスとともにテクノワンを設立、東西の大型工場で主要供給エリアをカバーしたい考えだ。

 特集では、ポラテック、テクノウッドワークス、中国木材、ハイビック、スカイ、タツミ、ナカザワ建販、江間忠グループのプレカット事業の方向性を取材した。