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 No.1980号

盆明け

新築反動減が直撃
需給調整遅れ、弱気材料に

消費増税による駆け込み需要が収束し、先食いした需要で目先の需要が低迷するという反動減の状況が続いている。大きな相場下落こそないが、市場は需要に勢いがなく、ジリジリと相場が引き下がる展開が続いている。先行指標となる住宅着工数は3月以降前年割れが続く。3月は6万9、000戸(前年同月比2.9%減)だったが、4月は7万5、000戸(同3.3%減)、5月は6万7、000戸(同15.0%減)と減少幅が拡大している。6月は7万5,000戸と戸数では4月以来の7万戸台になったものの、大手住宅会社などの注文住宅の受注状況は改善していない。特に持ち家の減少が大きく、4カ月連続の2桁減で、6月は同19.0%減と減少幅が大きくなっている。

 構造材関係は春先から既に荷動きが低下し、米松KD平角を筆頭に値下がりが進んだ。最大手製材工場が2、000円(㎥当たり)の値下げを打ち出したことが、全体に構造材価格の下押し原因となった。昨年暴騰した桧土台など国産材製品も値下がりに転じ、ほぼ値上がり前の水準まで落ち込んでいる。合板だけは4月頃までは受注残を抱え、在庫が貯まることはないと言っていたが、6月には出荷が減少し、東西メーカーの価格競争が激しくなって、販売競争になった感がある。7月に入り、各社が15%程度の減産を足並みそろえて表明し、市況悪化ムードの払拭に勤めてきた。しかし、需要の減少に対して15%の減産では減産幅が少なく、市況を立て直すきっかけにはなりづらい。

 プレカット工場も一進一退の受注状況が続き、なかなか受注が上向いてこない。盆明け市況を展望した。