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 No.1985号

木質ボード㊦PB、OSB、低メラほか

フル生産体制、緩まず
建設解体材はいずれ不足か

2014年上半期(1~6月)のパーティクルボード(PB)生産量は53万4、200㎥で前年同月比7.5%増、輸入(OSB含む)は27万6,400㎥で同6.3%増と、いずれも増加した。これは大手PBメーカー2社の本格的な生産再開によって、消費増税前の駆け込み需要増に対応できたことが大きい。例えば、国産針葉樹合板の月間生産量がそれまでの13年3月から21万㎥超(それまでは19万㎥台)を継続し始めるのと歩を合わせ、PBも13年3月から8万㎥超(同7万㎥台)の生産を続けている(13年5月を除く)。

 PBが針葉樹合板の需給動向に比例した動きを見せたのは、針葉樹合板が過去最高の生産・出荷量を記録するほどの活況を呈する一方で、物流麻痺や在庫減からくる品物不足を誘引したことも背景にある。13年夏頃から長尺合板の品不足によるPB構造用への代替需要が起こり、元来構造用面材市場におけるシェア拡大を図ってきたPBメーカーは他品目の生産割合を引き下げてでも構造用の生産比率を押し上げて対応した。当然、プレハブメーカーや住設機器向けの出荷も駆け込み需要で膨らんだ。

 特集では、日本ノボパン工業、セイホク、新秋木工業、宮古ボード工業、永大産業グループ、大倉工業、東京ボード工業、イワクラ、日鉄住金テックスエンジPB事業部、竹原工業、東北ホモボード工業、ユニリン、ミエコ、エム・カインドル、ウッドワンなどのメーカーの動向を掲載した。