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木材建材ウイクリー

平成25年/2013年10月07日  No.1939号

変貌する木材加工拠点

国産材の大型加工拠点が各地で整備
素材は外材から国産材へ加速



木材加工拠点としては、東京・新木場のように集団移転などによって団地化された土地に木材業者が集まってできた。また外材の港湾製材のように海外から丸太や原板など半製品を輸入し、製材して販売するのに地理的に恵まれた場所に製材工場が集結したケースなどが全国各地に存在している。
 こうした木材加工拠点は、時代とともにその役割を変え、木材団地として建設された団地が歯抜けになり流通会社の倉庫などに変わっていく例や、外材の港湾製材では原料供給が産地側の規制や資源的枯渇などで減少し、港湾製材として成り立たなくなるケースが目立っている。
 その一方で、木材加工拠点として新たに木材業者などが集まる地域もある。各地で新たな木材加工拠点として集約化の進んでいる場所があるが、国産材製材・加工拠点としての規模拡大が進んでいる地域で、伊万里木材コンビナートや、これからは、宮崎県日向市などが注目される。特に日向市は、中国木材の製材、集成材加工拠点として着工したもので、製材・バイオマス利用を含めると年間45万㎥にも及ぶ素材消費につながる。将来は、国産材をアジアに輸出する拠点としても考えられており、かつての外材製材が港湾に立地したのとは逆の位置付けとなる。
 特集では、十勝、石巻、鹿島、木更津、清水、五條、小松島、北広島、日野川、九州の各地を取材した。



 
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